当クリニックの基本理念 

かかりつけ医として 

 当クリニックは泌尿器科の専門施設として「排尿について身近なかかりつけ医」になれることを最大の目標としています。


 排尿については幼少期から老年期までいろいろな問題が生じます。幼少期には夜尿症や亀頭包皮炎という病気やおしっこの通路の先天奇形がみられます。2030歳代になると尿路結石、性感染症、膀胱炎、50歳代以降は、男性は前立腺肥大症、前立腺癌、女性の場合は尿失禁の方が増えてきます。さらに高齢になりますと男女を問わず尿路悪性腫瘍、頻尿、尿失禁の方が増えてきます。また男性特有のED(勃起障害)、射精障害などの男性性機能の異常や男性更年期障害を治療します。


 つまり、泌尿器科は癌などの生命にかかわる病気から頻尿、尿失禁などの生命にかかわる病気ではないが、生活の質(QOL)に影響する病気を子供からお年寄りの方まで診察する科です。なかなか泌尿器科は来院しにくい敷居の高い所の様ですが、身近なおしっこのかかりつけ医になるように努力します。

日々研鑽

 病気は多岐にわたっていますが、日々の学習、研修によって確実な知識と技術の向上に努めます。医学の進歩により苦痛の伴う検査、治療から苦痛の少ない検査、治療が可能になってきています。これらの検査、治療が常に導入できるように日々の学習、研修を行います。

橋渡しとしての役割

 病診連携(病院と診療所)、診診連携(診療所と診療所)、介護・福祉連携を充分に行います。当クリニックで治療できる範囲を超えた病気であると判断した場合や診断のため特殊な検査が必要な場合、すみやかに近隣病院や希望の病院への橋渡し役を果たしていきます。